ABOUT

誰かを想って
つくる時間は幸せです

始まりはひとつの帽子でした。

まだ小さかった息子へ、汗かきで帽子嫌い​だから、軽くて柔らかな綿の帽子を作ってあげたかった。
わたしにとってお裁縫は、苦手で仕方のないことでした。
生地選びに迷ったりガタガタで下手な縫い目を何度もほどいたり[−]。
ようやく完成した帽子を小さな頭に乗せ、嬉しそうに冠る姿を見た時。
なんと愛おしく、なんと嬉しいのかと。
初めて完成した日のことが今でも忘れられません。

その喜びは作る大変さをすっかり吹き飛ばし、それからたくさん作って作って、あまるほどに[−]。

「どうやって作るの? 教えて!」
そんな質問が増え、近隣のママさんたちに教室を開いたのがissingの第一歩です。
難しいと思っていた“ものづくり”は、想いと時間を分かち合うことで親しみあるものに変わっていき、
もっと気楽に分かりやすく、と試行錯誤をするうちに“ものづくりの楽しさ”を伝えることが喜びになっていきました。
始まりのきっかけになった息子の名前に、進行形のingを足して、issing(イッシング)。

つくる喜びを分かち合いながら、一緒に成長していく、という願いを込めました。


代表 丸山ユキ